AIによる自律洗浄技術で、さらに安全で使いやすく!
テナントカンパニージャパンのAI搭載清掃ロボット(自動床洗浄機)T7AMRには、現在注目を集めている人工知能(AI)が搭載されています。
弊社の清掃ロボット(自動床洗浄機)には、BrainCorp.(以下ブレイン)のBrainOSというAIが採用されており、『AI清掃PRO』というサービス名になります。近年、清掃員の人手不足への対応から、清掃ロボットの活用は避けて通れないものとなっており、さらなる技術の向上や実用化が進んでいます。
清掃ロボット新時代の始まりともいえる『AI清掃PRO』は、清掃ロボットに最新の自動運転技術『BrainOS』を利用するためのサービスです。BrainOSはAIとクラウドサービスとの融合で、従来の清掃ロボットにはないスムーズな清掃技術や、清掃ルートなどを学習する能力、センサーなどを駆使することでの高い安全力を誇ります。
今回は、『AI清掃PRO』を搭載して、清掃現場でのさらなる活躍が期待できるT7AMRのセールスポイントを解説していきます。
『AI清掃PRO』の高い学習能力で、設定と操作がスムーズに!
清掃ロボットの自律清掃(自動走行+自動清掃)をサポートする『AI清掃PRO』は、ソフトバンクロボティクス社が提供する、自動運転洗浄機向けのサービスです。AI清掃PROと融合させることで清掃能力が一段と向上する『BrainOS』は、ブレインが開発したOSです。
最先端テクノロジーを持つソフトバンクロボティクスの、『AI清掃PRO』。
その特筆すべき特徴として、AIの高い学習機能を活用させながら、清掃エリア設定などが簡単に行えることがあげられます。
T7AMRの自律清掃には『ティーチング方式』が採用されています。最初、人による運転で清掃ルートを記憶させれば、以後はそのルートを自動的に掃除してくれる技術です。
面積の広い現場に限らず、細い通路などがある複雑な現場でもスムーズな走行が可能です。
一方で『マッピング方式』を採用する他社の清掃ロボットは、事前に現場の図面を取り込む手間を要し、急なレイアウト変更に対応できない欠点があります。
AI清掃PROの『ティーチング方式』により、ルート設定もよりシンプルに進化しました!
従来のように、事前に現場の図面をパソコンに取り込む必要を無くし、現場での設定もしくは再設定が可能となっています。
パソコンや専用のタブレットなどで清掃コースを作成することなく、オペレーターが行う操作を記憶させるというシンプルな操作で、扱いやすさは抜群です。
オペレーターによるルートの再設定もできるので、突然のレイアウト変更などのイレギュラーが発生しても臨機応変に対応し、最適な走行と清掃を実現させます。
クラウドの活用による清掃情報の活用と、高い安全性
弊社も採用する、ソフトバンクロボティクスの「AI清掃PRO」の素晴らしい技術として、AIとクラウドの利点を合体させた『清掃の見える化』の実現があります。
T7AMRにはオンラインの通信機能が搭載され、本体や3Dカメラなどが入手・蓄積した清掃ルートの情報などを自らクラウドへデータ送受信やアップデートができます。パソコンでデータ移送する手間がなく、現場の障害物情報や清掃完了のレポートなどをスマートフォンに即時転送されるので、清掃情報を細かく把握することができます。
また、清掃データが有効活用できるのも『AI清掃PRO』の特性です。清掃パターンを蓄積してデータ化する、週1回発行の『レポーティング機能』では、自動清掃など3項目ごとに清掃時間や面積などを記録して、T7AMRの使用状況が数値となって表れます。
毎日の清掃済み箇所や清掃をやり残した箇所など、作業情報が見えることによって清掃作業報告書や清掃記録を作成する際にも役立ちます。清掃ルートの課題を見つけて改善につなげるなど、効率的な清掃を図ることにも活用できます。
T7AMRはAIに加え、複数のセンサーの働きで自動運転が機能します。情報収集においては、レーザーセンサー『LIDAR』と3Dカメラが障害物を認識する役割を果たします。複数のセンサーが確認した情報がAIに伝達され、認知・判断のプロセスとなって障害物を避けて走行することを学習します。AIとセンサーの働きで自動運転を繰り返すことで、障害物への対応方法がより洗練されていきます。
『AI清掃PRO』だけではない、T7AMR独自の高い洗浄機能とは?
T7AMRには、電解水とナノバブルの融合による高い洗浄機能が備わっています。それらは他社には無い弊社独自の機能で、本体内で電解水とナノバブルを精製して、洗浄液を作り出すことができるのです。
テナントカンパニー独自の電解水洗浄技術『ec-H2Oナノクリーン』は電解水洗浄技術にナノバブルを追加し、従来と比べて洗浄力がより向上しています。
水道水を床洗浄機に入れ、ユニットを通過させるだけで洗浄水が完成するので、洗剤が不要です。
そのため、使用水量も大幅に削減でき、1回の充電で約3時間連続稼働につ���がります。高い洗浄力とコストパフォーマンスが両立した製品といえます。
また、T7AMRは汚水回収力が抜群で、残水によるスリップ事故を低減することができます。
弊社が特許取得した『パラボラ型スクイージー』は、汚水をかき集める機能に特化しています。弊社のスクイージーは技術者による水と空気のモデリングにより、アームの隅々の水を回収できるなど設計がなされています。
少ない水量で洗浄できる能力、さらに汚水回収���よる残水の少なさは、全米フロア協会(NFSI)から技術認証を受けています。
AIの力と弊社独自の洗浄技術を集結したT7AMRの性能は、まずは実機を見てデモンストレーションすることで実感していただけるでしょう。
導入をお考えの方は、一度デモンストレーションして、清掃ロボットの進化に触れてみてください。